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北海道出身、カナダ在住8年目。難聴。トロントでのワーホリと留学を経て、現在はカルガリーでひっそりと暮らしています。

実際に住んで分かったトロントとカルガリーの違い【実体験】

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左はカルガリーのビル群と川の風景、右はタワーとドーム型の建物が印象的なトロントのビル群。

トロントでワーホリと留学、そして現地就職した私は、2023年にカルガリーへ引っ越しました。

「なぜカルガリーへ?」とよく聞かれます。

カルガリーといえば、オリンピックのイメージしかないという人も多いかもしれません。

結論からいうと、生活の質とコストのバランスから、最終的にカルガリーを選んで良かったと思っています。それでもトロントで過ごした日々は、間違いなく自分の人生の大きな糧になりました。

トロントで5年、カルガリー3年目の私が、実際に生活したからこそ分かる両都市の違いをまとめてみました。

「トロントじゃダメなの?」 「カルガリーって何があるの?」 「どっちの方が住みやすい?」

そんな質問にお答えします!

目次

まずは基本データから

まずは基本的なデータで両都市をざっくり比較してみましょう。

スクロールできます
トロントカルガリー
オンタリオ州アルバータ州
人口(2025年)650万人170万人
面積630.2 km²825.3 km²
主要産業金融・IT・メディア石油・ガス・農業
日本との時差 16時間14時間
日本からのフライト約12時間約9時間

トロントはカナダの最大都市。言わずと知れた大都会ですが、東京やNYとはまた違った雰囲気があります。

カルガリーは人口密度が低いことからも分かるように、のびのびっとしています。

日本人にとって、東京と札幌の関係をイメージするとわかりやすいかも知れません。

【生活費】カルガリーの方が安い

私がカルガリーへ引っ越した最大の理由は家の購入のため。最初は賃貸でしたが、それでもトロントとの生活コストの違いを実感しました。

トロントは便利ですが、市内で一人暮らしするとなると家賃だけで$2000以上必要になります。社会人になってもルームシェアする人が多いのも納得です。

住居費の違い

2025年6月現在の家賃相場を見てみましょう。

  • トロント :1ベッドルーム $2,300/月
  • カルガリー:1ベッドルーム $1,600/月

月々$700の差は年間で$8,400。ちなみに1ベッドルームは日本の 1LDK に相当します。

なお、トロントの方が人が多い分、物件やルームシェアを探すのは比較的簡単です。日本人向け情報も多く、条件にこだわりがなければ(コレ重要)、すぐに見つかります。

消費税の違い

最も身近に感じる違いは消費税。

カルガリーは州税がないため、5%のみ。トロントは州税と連邦税をあわせて13%です。

この8%の差は大きいですよね。

オンラインでの買い物やサブスクも、住所を変えただけで消費税が変わるのでビックリしました。$100の買い物なら$8の差、年間では結構な金額になります。

【交通・アクセス】立地のよさ

市内交通

どちらの都市も、車はあれば便利。住む場所やライフスタイルによりますが、ダウンタウンなら車がなくても生活できます。

公共交通機関も充実、駐車場代も高いので車を持たない人も多いです。Uberが活躍しています。

カルガリーのほうが車社会なのは確かですが、私の場合、ダウンタウンに住んでいたときは車の必要性を感じませんでした。

旅行の選択肢

地理的な立地の違いで、旅行先の選択肢が全く変わってきます。

自然好きにはカルガリーが圧勝。ヨーロッパや中南米を旅行したいなら、トロントが便利です。

トロント

  • ナイアガラまで車で2時間
  • ニューヨークまで飛行機で1.5時間
  • ケベックシティまで飛行機で2時間

トロントから少し遠出するならここ、ナイアガラ。私は5回行きました。滝だけではなく街としての魅力もあり、どの季節でも楽しめます。

ワーホリ時代には、ニューヨークと世界遺産の街ケベックシティへ高速バスで10時間かけて行きました。さすが都会、貧乏旅行の選択肢も豊富です。

日本との往復航空券は高いですが、その代わりメキシコやアイスランドは往復5万で行ける距離。

カルガリー

  • バンフ国立公園まで車で1.5時間
  • 州立恐竜公園まで車で1.5時間
  • バンクーバーまで飛行機で1.5時間

カナディアンロッキー観光の中心地、バンフへのアクセスが良いのは魅力的。多くの日本人がイメージするカナダらしいカナダの自然を味わえます。

また日本ではあまり知られていませんが、世界遺産の州立恐竜公園はとんでもない穴場。7千万年前の地層がむき出しになっていて、壮大な景色が見れます。恐竜に興味のない自分でも一瞬で魅了されました。

バンクーバーもステキな街。5月に旅行で滞在したときはとても過ごしやすく最高でした。日本から近いのも魅力的ですが、生活費がエグい。です。

日本との往復

日本への帰国しやすさも都市選びのポイント。

カルガリーのほうがフライト時間は短いですが、直行便は成田発着のみ。便数が少ないせいか航空券も割高です。

トロントは便数が多く、格安航空券もたくさんあります。日本の発着空港も多くて便利。

【気候】四季の魅力

カナダは夏と冬の差が激しいですが、四季の魅力はたっぷり。旅行するなら夏と秋。9月ごろが過ごしやすくオススメです。

個人的には、家探しなら冬、特に閑散期の12月〜1月が穴場だと思います。私はカナダ国内で7回引っ越していますが、冬に一発で決まるパターンが多かったです。(ルームシェアや賃貸含む)

春は一瞬

トロントでは桜が見れます。5月になるとあちこちで桜が咲き始めます。日本ほどではないですが。

カルガリーは5月もまだ肌寒いし、なんなら雪が降るときもあります。花が咲き始めるのは6月かな。

短い夏

基本的にトロントもカルガリーも、日本と比べたら断然カラッとしていて過ごしやすいです。

トロントニアンは夏になると「湿度!Humid!」と騒ぎますが、東京生活が長かった私から見ると「湿度どこ?」というレベル。

カルガリーはトロントよりさらに乾燥しています。気温も普通に暑いですが、猛暑といえるのは一週間ぐらいかな?という印象。

でも2024年は山火事による煙で短い夏がさらに短くなったのが難点。今年はどうでしょうか…

美しい秋

トロントはメープルの赤い紅葉。カルガリーはポプラやカラマツの黄色い紅葉

色合いは全く違いますが、どちらも息を飲む美しさです。カナダらしい景色の一つですね。

厳しい冬

トロントの冬は-20度まで下がります。雪も多く、あちこちで交通が止まります。

カルガリーは桁違いと言っていいほどの厳しさ。-30度を下回るときもあります。息ができなくなるにも関わらず街の平常運行っぷりには驚かされます。

ただしどちらも家の中はセントラルヒーティングという仕組みで1日中ぽかぽか温かいです。

年中乾燥!!!

カナダの乾燥は想像以上。保湿が必須です。特にカルガリーは、晴れの日が多い分、紫外線と乾燥のダブルパンチ。冬も暖房による乾燥で肌砂漠になります。

まとめ

最後に街全体の雰囲気をまとめてみました。

トロントは「世界」を感じられる街、カルガリーは「カナダ」を感じられる街です。

トロント

マルチカルチャーや多国籍料理が楽しめるのがトロントの一番の魅力。多様性を受け入れる文化が根づいていると実感する機会が多いです。

出会いの機会も多く、イベントやレストランなど娯楽の選択肢も豊富。大都会なので仕事の機会も多いです。

人が多い分、変な人や危ない人も多いのは否めません…最近は治安悪化が問題になっていますが、どこも同じですね。

大きな公園も多く、都会と自然のバランスが絶妙に取れている街だと思います。

カルガリー

カルガリーは石油産業が盛んなので、オイルマネーに支えられた裕福な街と言われています。だから税金が安く物価も比較的安いんですね。

カルガリーも移民が多いので多様性はありますが、トロントほどではありません。スタンピード(カウボーイのお祭り)など、よりカナダらしい文化に触れられる気がします。

人通りが多いダウンタウンでもどこか穏やかな空気が流れるカルガリー。田舎だと思われがちですが、地方都市として生活に必要なものは揃うし、日本人コミュニティも意外と大きいです。

日本にない有名チェーン店も沢山あるし、街の開発も進んでいます。最近は新しい路線の工事が始まりました。

カルガリーは、都会すぎず、田舎すぎず、いい塩梅の街です。

さいごに

トロントもカルガリーも、どちらも魅力がある街です。

結局、住みやすい都市、好きな場所は人それぞれ。住めば都です。

どの都市でも、日本と比べて「汚い」「つまらない」と感じる日本人は多いと思います。そう言いながら帰国していくたくさんの日本人に出会いました。

結局はその人の性格、考え方次第かなと思います。どんな環境でも自分なりの楽しみ方を見つけられる人が海外移住に向いているのだと思います。論点がズレましたが。

今後はカルガリーの魅力や、週末の過ごし方についても書いていく予定です。

この記事が、移住やカナダ国内での引っ越しを検討している方の参考になればうれしいです。

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