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【海外で和食】ぬか漬け生活はじめました【無印の発酵ぬかどこ】

つい洋食に偏りがちな海外生活ですが、心身ともに健康をキープするためにはやっぱり和食がいちばん。
ということで毎日できるだけ和食を心がけています。
そんな前置きはさておき、
今回は、一時帰国で買った無印のぬかどこでぬか漬けを作ってみました。
カナダとは関係ないうえに、糠も日本で手に入れたものですが、
「海外でも和の心を忘れない」ためのテーマということでおゆるしください。
ぬか漬けの基本のキ
なんとなく知ってるようで知らないぬか漬けの基本。
ここで少しだけ「ぬか漬けとは何か」をおさらい。
糠とぬか床の違い
ぬか漬けとは、糠に塩や水を混ぜ、そこに野菜を漬け込んで発酵させる発酵食品。
乳酸菌の働きで独特の酸味と香りがあります。
米を精米したときに出るのが糠(米ぬか)、素材そのもの。英語では Rice bran。
そして、その糠に塩・水・昆布・唐辛子などを混ぜて発酵させたものがぬか床。
一度作ったぬか床はちゃんと手入れすれば半永久的に使えます。
かき混ぜて酸素を与え、定期的に野菜を漬けることで、乳酸菌が活発になり深みが増していくらしい。
お手軽ぬか床
糠をイチから発酵させるのが昔ながらのぬか漬けですが、最近は手軽に始められるぬか床も登場しています。
私が今回買った無印良品の「発酵ぬかどこ」も、買ってすぐに漬けられるタイプ。
イチからぬか床を育てるのはちょっと…ぬか漬けにそこまで時間かけたくない…という方もすぐに始められます。
便利な時代になりましたねえ。
なお、Amazonカナダにも日本製の発酵ぬかどこがありました。ただし1キロ50ドル。高杉。
日本では1キロ1000円以下。お手頃すぎます。
はじめてのぬか漬け
カナダの普通の (?) きゅうりはデカすぎるので、今回初めてミニキュウリ6本入りを買いました。6本でちょうど日本のきゅうり3本分のサイズ感。

さっそく砂風呂にギュッギュ漬けてみました。

18時間後、取り出したきゅうりはお風呂上がりみたいで可愛い。

映える和食器がほしい。
早速食べてみたら、あら美味しい。酸味は控えめで、発酵ならではの深みというんでしょうか。
どちらかと言えば苦手だったぬか漬けですが、久々に食べたら意外とクセになる。ご飯がススム君です。
2回目はにんじん、3回目は再びきゅうりを漬けてみました。
水分を吸収した分薄くなるのか、24時間漬けてもやさしい味になりました。
ぬか漬け用の容器も欲しくなったので、OXOのガラス容器を購入。カナダでキッチン用品を買うならとりあえずOXOです。
野田琺瑯の「ぬか漬け美人」も良さそう。次回の一時帰国買い物リストに追加。
海外でのぬか漬け生活
ぬか漬けのバリエーションを増やしたい。
大根や茄子はフレッシュなものが手に入らないし、他に何がいいかなあ。
調べてみたら、海外でぬか漬け生活している日本人が意外と多い。みなさん通る道なのでしょうか。
ズッキーニやパプリカは無難においしくできそう。
他にもプチトマトやアボカド、大豆、チーズ、ゆで卵…いいですねえ。
ビーツも漬けたら美味しそうだなあと思うのですが、ぬか床が血みどろ色になりそうで勇気がありません。
でも時間が経てば、色は消えるんだって。糠すごい。
しばらく研究しつつ、水抜きしつつ、ぬか床メンテしてみようと思います。
まとめ
海外でも手軽に楽しめる発酵習慣。
日本食の原点を思い出させてくれるような味わい、やみつきになりそうです。腸活にもぴったり。
ぬか漬けガチ勢から見ると手抜きかもしれませんが、丁寧な暮らし気分が味わえて満足。
日本に住む方も、ぬか漬けがちょっと苦手な方も、ぜひ試してみてください。

